教育ファーム 農家列伝

2010/04/03

IMG_2761昨年度バジルクラブは、岳っ子ファームを通じて、全国のいろいろな方々との出会いを頂きました。私達のように、とかく慣行農業に疑問を持つ農家は、自分の世界にはまってしまいがちです。強情も力のうちだと思うのですが、周囲の意見にも謙虚に耳を傾ける柔軟性も大切だと思うのです。「環境に優しく」「教育に農業を」「食は命の循環」という理念は、全く正しいことで、誰もが受け入れるようになるでしょう。これからの課題は、こうして育まれた子供が地域社会を担うときに、相変わらずの消費型社会のままなことに、がっかりさせないことだと思います。

慣行農業が、どうして機械や農薬や化学肥料に頼るようになったのかを農家の立場で考えた時に、やはり、消費型の価値観が農業経営にまで根を下ろしていることに気づきます。苦労して有機物を循環して行くよりも、高性能の機械と効果の強い薬や肥料を使って、生産量を増やして行く方が、農家にとっては優しい農業です。でも最近では作物の値段と経費が折り合わず、補助金を頼らざるを得ないようです。なんか続きそうに無いですよね。一方で安曇野では、循環型の農業に憧れるIターン就農者が増え始めています。

国の政策で食糧自給のために行っている食育推進の一環に参加しましたが、農家の意識も、消費型から循環型に変わって行けるように活動したいと考えています。それには、先輩農家が子供の頃に経験した小規模自給型農業の経験を、私達新米農家や子供たちに伝えてもらえるとありがたいですね。

先月、私たちの活動が、農文協さんによる教育ファームのPRとして、日本農業新聞(3/18)に大きく掲載されました。ご覧下さい。http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/tinyd/index.php?id=413

今年の教育ファームは、小学校や温泉施設やボランティアとの連携を図りたいと考えております。新しいブログを配信中です。「手をつなごうチームみさとファームだより」よろしくお願いします。

全国大会行って来ました

2010/01/22

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なんと大きい初舞台なのでしょうか。あの東京国際フォーラムで私達のような小さな団体が、総勢13名で押し掛けて気持ちよく歌ってきました。知らぬが仏というのでしょうか。農文協さんがかなり力を入れていた全国大会ということですから、おそらく農業や教育分野の偉い方々もいたはずです。なんか随分アドリブが入って、進行にご迷惑をかけてしまいました。本当にごめんなさい。

                        musicボタン                  http://farm.basilclub.com/audio/kamoutakira.mp3          クリックして聴いてみて下さい

当日の詳しい状況は農文協さんの教育ファームネットで紹介されています。http://www.edufarm.jp/news/

いろいろ言葉が足りなかったのは、事務局の個性として大方あきらめてもらうことにして、どうしても言い残して悔いの残ったことだけここでお伝えしましょう。

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  農文協さんから出演の依頼をもらってから、見岳町の各戸に練習CDを配りました。この歌を東京で歌える人を募ったところ、確実な人数は会長のUすいさん親子と事務局家の5人だけでした。依頼では風来坊の2人を入れて10人です。中学生は、部活の大会の結果次第 という心細さでした。初めの練習の日に、音合わせをしたところ、なんと中学生の声変わりが発覚しまして、お母さん達の声域も原曲のキーと微妙にずれていて、さすがに吉良さんが頭をかき出しました。

そこで立ち上がったのが中1のKと君です。Kと君はいつもリーダーシップを取ってくれて、小学生たちにもとても慕われています。集会場の黒板を持ってきて、目標を決めようと書き出しました。「歌詞をしっかり覚えよう。前を向いて堂々と歌おう。時間に遅れないようにしよう。」こうすると段々当日の舞台が現実味を帯びてきて、みんなちょっと背筋が伸びたよな歌いっぷりになりました。Kと君のお母さんも参加してくれることになり、この曲のさびを作詞したM石さん親子も手伝いたいといってくれました。中学生のSゅう君とY輝君も休部届けを出して参加してくれることになりました。次の練習日にはかなり大きな声で夜の9時半まで歌い続けました。かなりテンションが上がり、「お前ダンサーやれ、俺はヘッドマイクでリードをやる。」とか「お前だけ松本から体操着着て行け」とか、かなり闘志が沸いたところで吉良さんのOKが出ました。 

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かくして当日の楽屋入りをした一同。用意したのはペットボトル米マラカスです。ペットボトル稲が会場に展示されていましたが、このマラカスの中身も岳っ子合鴨栽培の玄米です。何か楽器を持ちたいというみんなの声で急きょ楽屋で作りました。教育ファームと音楽とはもうちょっと追いかけても面白いですね。本番で何人かにコメントをもらう段取りもして、Kと君には坐禅の感想をコメントしてもらう予定でした。ところが本番で時間がかなり押していて、聞きそびれてしまいました。後で聞いたら、「坐禅をしたら静かな気持ちになりました。」と話す予定だったそうです。Kと君ごめんね。ちなみに会場で配られたパンフレットの中の「ありがとうあいがも2009」の歌詞のとなりで合鴨のヒナを追っているのがKと君です。

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それから、M石Y介君のリコーダーにも驚きました。本番2日前から練習して吉良さん中村さんとこのとき初めて合わせました。本番でしっかりケーナとハモっていましたね。舞台から降りた時フラフラだったY介君ご苦労さまでした。きっと大切な人にもあの詩が届いたと思いますよ。合鴨の解体のコメントもありがとう。

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さあいよいよ本番です。みんな今日までありがとうございました。

農文協の皆さん楽しい時間をありがとうございました。

バジルクラブ事務局

 

 

ありがとう岳っ子ファーム

2009/12/25

バジルクラブの教育ファームから命の歌が生まれました。1月16日の教育ファーム推進全国大会で一緒に歌いましょう。

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ありがとうあいがも 2009

 作詞  岳っ子クラブと池野陽子   作曲  吉良健一朗    歌    グルーポ・ビエント(風来坊)

1. はじめまして 合鴨たち ようこそ ぼくらの田んぼへ やわらかい羽 小さなひとみ あたたかい体 

   どうか元気に ここでくらして下さい

        たとえ 目には 見えなくたって 全ての命は かたちを変えて ぼくらと いっしょに 生きてゆく

 2. こんにちは 合鴨たち 草も 虫も ごちそうだね 広い田んぼを 泳ぎまわって 大きくなって

   どうか稲を 守っていて下さい

        たとえ 目には 見えなくたって 全ての命は かたちを変えて ぼくらと いっしょに 生きてゆく       

3. ありがとう 合鴨たち 実りをむかえた田んぼに あなたの姿は ないけれど ねがっています 

   いつか どこかで また会えることを

       たとえ 目には 見えなくたって 全ての命は かたちを変えて ぼくらと いっしょに 生きてゆく  

 

 

安曇野の岳っ子クラブとバジルクラブのコラボ事業「岳っ子ファーム」もいよいよ大詰めとなりました。今日は岳っ子ファームの感謝祭です。

画像 1771年を振り返ると、岳っ子ファームにはいろいろな生き物が登場しました。5月には私達が食べる稲や野菜を植えつけたり、合鴨を放したりと私達が命を持ち込む作業でしたね。ところが、7月の観察会ではどうだったでしょうか?どこからともなく沢山の生き物達が登場して、岳っ子ファームを棲みかにしていましたね。8月のキャンプの時には、雑草と一緒に元気に実っている野菜を発見しました。大きくなった合鴨を捕まえましたね。9月には干ばつに負けずに育った藍で染物もしました。その時に食べた美味しい枝豆はナスとの混植でした。10月の稲刈りのときには、野ねずみの巣を発見して大騒ぎになりましたね。合鴨の解体では、命を貰う皆さんの真剣な気持ちを感じました。今日の朝、感謝祭で使う冬野菜を収穫しましたが、大根と一緒に発掘した白い物体が合鴨の頭骸骨だと知って、中学生が驚いていました。昨年堆肥として混ぜ込んでおいた亡骸でした。

無題-24bitカラー-01農業とは「田んぼや畑で農家が生活するために消費者が求める作物を作る仕事。」と合理的に片付けてしまうには、あまりにもったいない仕事なんだと皆さんに感じてもらえたと思います。「田んぼや畑で人の生活も含めた命の循環を育む仕事。」こんな農業に憧れる子供が育てられれば、教育ファーム事業で使った税金は生きたお金になると思うのですが。もし来年予算が出なくても、続けなければいけないことですね。

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画像 241畑から野菜を収穫して見岳町集会場に戻ってくると、最初のもち米が蒸されていました。今日つく餅は8升です。この辺の段取りはすべてお母さん達にお任せです。前回合鴨の屠殺から解体まで体験したお父さんがその鴨で燻製を作っています。農文協からはいつものN川さんが到着しており、早速取材を始めています。合鴨とさっきの野菜を使った「岳っ子サラダ」は、調理学校講師の津村寿美先生が子供たちと一緒に作って食卓を飾ります。

画像 180米が蒸しあがっていよいよ餅つきです。杵と臼と蒸し器一式は近所のスーパー(アップルランドはちが店)から毎年お借りしています。今年は合鴨の肥育に野菜くずも提供してもらいました。バジルクラブもいつも販売でお世話になっているところで、改めて感謝です。先ずお父さんがお手本を見せてから、中学生や小学生まで、みんなでつきました。返し役のお母さんも慣れた手つきです。でもちょっと大変そうなので、染色家の池野陽子さんにバトンタッチです。

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つき上がったお餅は、みんなで丸めて、あんこ、きな粉、ゴマ、しょう油で味付けです。手の空いた子供たちは、みんなが作った感謝の詩を紙に書いて窓や壁に張り出しました。そうこうしている間に合鴨の燻製が出来上がり、祭壇に安置されます。瑞雲寺の根田泰聖先生も到着して、いよいよ感謝祭の始まりです。

画像 228みんなお腹が空いているはずですが、初めに部屋を暗くして、坐禅をしながら、感謝のお説教を聴きます。「皆さんが食べている物は、すべて生き物であり、その命をいただいて私達の命をつないでいる。ですから、食べ物は少しでも無駄にしてはいけません。」最近の子供たちは、いろいろ忙しそうですから、時々心を静めて静寂に耳を澄ませることは大切な時間となるでしょう。座っている後姿がみんな凛としているのを見て、「皆さんすでに感謝しているようです。」と根田先生が言っていました。

画像 236さあ中学生スタッフで活躍してくれたM石君の発声で今度こそいただきます。 「自分達が育てた野菜や餅や合鴨を感謝していただきましょう。」さすが中学2年生です。続いて、岳っ子クラブが投稿してくれた詩から合鴨の鎮魂歌「ありがとうあいがも2009」(試聴はこちらhttp://farm.basilclub.com/audio/kamoutakira.mp3)が生まれたので、お披露目コンサートの開演です。作曲した吉良健一朗さんが来れないので、作詞の池野さんが唄を根田先生がギターを担当して、燻製になった合鴨の前で明るく爽やかに奉納されました。

画像 254お父さん達は、合鴨栽培の米で作ったお酒と合鴨の燻製のつまみにすっかりいい気分で、1月16日の教育ファーム推進全国大会(案内はこちらhttp://www.edufarm.jp/news/image/20100116edufarm_taikai.pdf)に出向く話に花が咲きます。酒盛りに加わった根田先生やN川さんも一緒に歌ってもらえるかもしれません。

画像 263最後にご馳走様をして、しっかり後片付けをして、本日のそして今年度の教育ファームは無事終了です。岳っ子クラブからはバジルクラブに対してお礼の言葉をいただきました。バジルクラブからはこの場を借りて岳っ子クラブと農文協さんにお礼を申し上げます。

「同じ食べ物にありがとうが言えて良かったです。岳っ子ファームを守ってくれてありがとうございました。」

「いろいろ育ててくれた 岳っ子ファーム本当にありがとうございました。」

バジルクラブ 事務局

 

 

 

 

実りの秋別れの秋

2009/11/14

稲刈りと合鴨の解体

ありがとう あいがも 2009

IMG_2702やっぱり今日も晴天。安曇野ではほとんどの稲が刈り取られており、どうやら岳っ子ファームがオオトリのようです。まず今年の作況をみんなで畦から観察です。今年は少々ヒエが混ざっていますが、籾はふっくらと膨らんでしっかりと実っているようです。昆虫観察をした手除草区は、分げつが足りなくて雑草に負け気味でしたが、合鴨区はしっかりとヨシのような株になりました。やはり合鴨の力は絶大だと感じました。後のアンケートで、「合鴨が稲を守ってくれた」という小学生の感想がありました。私は、合鴨と一緒に稲を育てているイメージでいましたが、考えてみれば、合鴨はそこに住んでいて、日々終日、稲と触れ合っている共生関係なんですね。稲を植えてから刈る間を合鴨に任せているという人間の目線は、高飛車だったんだと気づかされました。小学生は、自分は時々しか来られないけれど、その間は稲を守ってくれよと、同志に頼んでいたのかもしれません。

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作業は毎年のように、誰が指揮をするということも無く、稲刈り隊、結束隊、はぜ掛け隊に自然に分かれてわいわいと進んでゆきました。いつの間にか、はぜかけが終了して記念撮影です。

IMG_2664労働の後、みんなで一休みと思ったら、お母さん達は前回播いた白菜や、大根、かぶの間引き作業に夢中です。この間引き菜は、都会では、なかなかお目にかかれないレア商品。この辺りだと直売所には並ぶのですが、結構出荷する時の手間が大変で、やはり品薄です。今夜は、見岳町のあちらこちらから、同じ味噌汁の香りが漂うことでしょう。

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午後となり、いよいよ合鴨とお別れの時が来ました。講師は津村孝夫先生です。農文協からはいつものN川さんとA澤さんが取材とお手伝いに合流です。先ず屠殺の実習をはじめます。出席したのはお父さん2人、お母さん2人、中学生3人、小学生1人。

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IMG_2728津村先生が合鴨のオス1羽を持ち、段取りを説明し始めました、と思ったら、もう包丁は2本の頚動脈を切断しており、放血が始まっています。心の準備とか、儀式的な段取りを踏むより、目の前の現実を受止めて貰う事で精一杯な方が、「しこりが残らないのでは」という津村先生の配慮です。やがて合鴨が最後の生命力をみせて絶命していきますが、このときは一同言葉が出ず、目を反らさずに見届けようと懸命の様子でした。

希望者に実践してもらうことにして、中学生とお父さんが挑戦します。先生に持ち方を教わり、速やかに済ませることを念頭に置きながら、覚悟を決めている形相です。見ている人たちも、それぞれの思いを込めて、二人の仕事を見守ります。キャンプの夜の討論会から、この場の参加までには、いろいろな思いがあったに違いありません。小学生は順番を待つ合鴨のそばで涙をこぼしていました。

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農文協のお二人も挑戦するといい、先ほどの中学生に教わりながら、次々と放血してゆきます。農文協は農林漁業の現場の空気などを文字にして出版するというお仕事柄。さすが本事業の主体団体です。N川さんの体験レポートはこちらです http://edufarm.jp/wp2009/?p=699

IMG_2771全部で9羽の合鴨を屠殺してから、ここから参加する親子も増えて、今度は解体作業です。先ず沸騰したお湯にキッチリ1分間浸けます。合鴨は水鳥なので、なかなか湯熱が浸透しないのですが、浸けすぎは表皮を傷めます。水で冷やした後、羽抜き作業ですが、この人数だと速い速い。大人も子供も1羽を取り囲んであっというまに丸裸となります。続いて解体作業に移ります。津村先生のあざやかな手さばきに一同見とれていると、いつの間にか見慣れた精肉へと解体されました。こうなれば、子供たちにはあの可愛い合鴨のイメージは無くなる様子。内臓や肉を手で触って見たりとか、つぼ抜きした腹部に手を入れてみたりとか、切り落とされた頭部を観察したりとか好奇心の任せるままに遊ぶのです。

 

IMG_2798屠殺に挑戦した中学生とお父さんは解体も挑戦です。ここでも、いかにしても、キレイな精肉にすることに集中している様子。優れた技術でさばかれた合鴨は、無駄にされることなく、人の食欲をそそり、食されるのです。

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命をいただくという食育の基本を学ぶ教材として、岳っ子ファームの合鴨は責任重大な一生を送りました。もちろんこれは人間の勝手な解釈であって、彼らに、感謝を申し上げるしか気持ちの落とし所が見つかりません。岳っ子ファームの皆さんが感謝する気持ちを共有できれば、合鴨たちの命は私達へ受け継がれたといえるでしょう。食糧の物質的な自給論も深刻ですが、身近な命の循環について考え直した時に、問題解消の糸口が見えてくるかもしれません。

IMG_2935最近、若手シェフの中にも地元の食材を積極的に利用しようとする動きがあり、バジルクラブが地元有名店のシェフ3人の料理教室を開きました。http://www.basilclub.com/?p=224 岳っ子ファームのお母さんも招待して、この日に解体した合鴨も食材にあがりました。その中で、お母さんの一人が、「息子が解体した合鴨を、私が調理しました。あらためて、命は循環していることを知りました。」という内容のご挨拶をいただきました。「食糧自給には、農産物の飼料や肥料まで自給しなければ意味が無い」という行政専門家の意見もいただきました。マクロビオティックの講師は「心身の健康のためにも、食の自給のためにも、食肉は避けるべき」と主張されました。私自身は、歳のためか、それとも合鴨の屠殺を繰り返しているためか、食肉欲が少しずつ減少しており、玄米や野菜を美味しく感じています。ときどきは美味しい肉が食べたくなりますが・・・

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餅つきと感謝祭は11月29日(日)です。

 

 

 

第6回  餅つきと感謝祭

2009/11/07

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●日時    11月29日(日)       9:30~10:30   準備(お手伝いできる方)

                                                       10:30~12:00   餅つきと合鴨の燻製つくり                 

                     12:00~15:00   調理と感謝祭 

●持ち物  タオル、筆記用具、

●参加費  100円 (受講料、飲み物代、保険料) スタッフは不要

●場所    見岳町集会場と三角公園     

●講師    根田泰聖、津村寿美

●演奏    吉良健一朗

 

皆さんが勉強してきた岳っ子ファームもまとめになります。田んぼや畑でいろいろな生き物が育ちましたが、その中でお米と野菜と合鴨を私達がいただきます。皆さんと合鴨が育てたお米で餅つきをして、先日解体した合鴨で燻製を作りましょう。収穫した野菜と合鴨を使った料理を津村先生に教わりながら、みんなで感謝の気持ちのこもった食卓をつくりましょう。いただきますの前に、命について根田先生からお話があります。坐禅をして聴きましょう。それから、皆さんが寄せてくれた詩を歌にしてもらった吉良さんのミニコンサートもあります。

今回は出欠をとりません。ご家族皆さんで参加してください。

 

 

藍の生葉で指まで染まっちゃいました

2009/10/08

 「藍染めは、太陽の光によって出来栄えが違いますから、晴れた日にやりたいですね。」今回の講師の池野陽子さんに、はじめからそう言われていました。天気のことばかりは、どうしようもありません。前々日までこの日が曇りがちの予報だったので、日程をずらそうかとか迷っていました。

IMG_1757ところが、過去3回の教育ファームと同様、またもや大曇天返しが起こりました。

今回は、バジルクラブの方々や友達の親子も参加して、食育ならぬ飾育実習の始まりです。

藍染めの前に、竹内孝功先生に秋野菜の作り方を指導してもらいました。夏野菜の後片付けと、枝豆の収穫がおわり、いよいよ種まきです。白菜、春菊、ねぎ、大根、ミニニンジン、ほうれん草の種を播きました。最近安曇野は乾燥気味で、ファームの土も表面はからからです。

IMG_1695種まきの後、みんなで足踏み鎮圧して、後は水をあげません。毛細管現象で地中から水分が上がってくるから大丈夫。多少発芽は遅れましたが、2週間後には確かにきれいに芽が出揃いました。ほうれん草の種は忍者の播き菱見たいでちょっと痛いことや、トウモロコシの後に大根を播くと根がスッと伸びることや、白菜の間引きは本葉5枚までにとか、ニンジンとラディッシュを混ぜて播くとニンジンの発芽が良いとか竹内先生はいつも面白い講習をしてくれますね。感謝です。

IMG_1735そうこうしていると、池野先生が到着してバトンタッチです。はじめに、今日染める絹のショールの生地を披露してもらいました。端をキレイに仕立ててもらい贅沢な素材です。エーっ本当に500円でいいんですか?

IMG_1731絹といえば例の虫ですね。生き物観察会の藤井先生が、近くの桑の木からクワコ(野生のカイコ)を見つけてきました。コレが品種改良を重ねて今のカイコになったのです。

大きくなった藍の葉っぱを刈り取り、洗濯ネットにいれて少量の水でよーく揉みます。どんどんこげ茶色の汁が濃くなってきました。そろそろ染めてみますか。揉み汁に生地をさっとくぐらせて直ぐに陽の下で乾かします。ムラにIMG_1742IMG_1776IMG_1835ならない様に、手で丁寧に均したり、ぱたぱたと風を送ったりを数回繰り返すと・・・目に見えて色の変化が出てきました。淡い緑色が、どんどん青緑に変わってゆきます。

IMG_1813しかも人によって少しずつ染め上がりが違うのです。最後に中性洗剤で色止めをして、川ですすいで干して完成です。ちょうど良い風が吹き、たなびく染物はなんとも言えずきれいでした。ふと手を見ると、こちらは見事に青く染まっています。爪は約3週間ほどマニキュアを塗っているみたいでした。ショールを首に巻いて、青い手のひらと一緒にポーズ!

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 大人も子供も驚きと癒しの1日となり、今度は本藍染めに挑戦したいともらすお母さんもいました。池野先生ありがとうございました。

第5回  稲刈りと合鴨の解体

2009/10/02

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●日時    10月4日(日)  9:00~12:00   稲刈り

                   14:00~16:00   アイガモの解体

●持ち物  弁当、長靴、帽子、着替え、タオル、筆記用具、軍手

●参加費  100円 (受講料、飲み物代、保険料) スタッフは不要

●場所    岳っ子ファーム     ●講師    津村孝夫

今年は梅雨の長雨で稲の生長も遅れ気味でしたが、岳っ子ファームの稲穂は重そうに垂れてきました。お世話になったアイガモたちは、キャンプの帰りに田んぼから引き上げられて、日に日に太ってきています。かわいそうですが、お肉になってみんなの体の栄養とエネルギーになってもらいましょう。屠殺は13:00から希望者により他の場所で行います。

キャンプ!

2009/09/11

IMG_1494 今年の夏は本当に雨ばかり、今日の天気予報も午後から雨。岳っ子クラブのキャンプは、毎年雨に降られるので、その辺は慣れっこですけど。朝9時頃岳っ子ファームに到着。昨日の雨で作物はシットリみずみずしく化粧をして、今日の収穫を待っていてくれたようです。ご承知の通り、ここは環境依存型農場、雑草は野菜のライバルであり、保護者でもあります。大事にそっと踏みつけて、野菜の株まで到着すると、、、出ました巨大ズッキーニ。しかもこのフォルムはよっぽど、みんなを待ち侘びていたかのように少々すねているみたいです。ご免ゴメン。トウモロコシと混植したのですが、こちらはチョットかわいそうでした。

IMG_1537さてこちらでは女の子達が、なにやらこっそりモグモグしています。さすがお目が高い!これは当園自慢の超ミニトマトが雑草を押しのけて育っています。今年のような蒸し暑い年にはやはり超ミニが流行るのでしょうか?トマトも女の子もトレンドに敏感ですね。小麦やバジルと混植したトマトも沢山実りました。今年の岳っ子ファーム夏コレクションのテーマは「雨のイタリア」かな?

 その他、ニンジン、ナス、カボチャ、イタリアントマトが沢山IMG_1559とれました。ヤッホーーー!

松本市奈川のキャンプ場に着いたら、早速晩御飯の仕度にかかります。みんなでメインタープを張りますが、これが長年の風雨に鍛えられた立派なモノで、ロープとブルーシートだけで今日の大雨も余裕でしのぎます。メニューはファームの野菜を使ったカレーとハンバーグと、ここで釣ってさばいたニジマスの燻製です。キャンプ場にチチタケという美味しいきのこが生えていたので、ナスとズッキーニとカボチャのきのこスープも作りました。中学生は自分達でメニューを考え、自炊するのですが、あいにくの大雨で焚き火が消えかけたり、直火が強すぎて飯ごうを焦がしたりと苦戦をしているようです。それでもさすが若者、ソーセージやトマトをかじって朝まで語り合っていたようで、可哀想に一緒に泊まった小学5年生は朝ボーッとしていました。にーちゃん手加減してやってくれー。

0329001303290023                                                                

 

 

 

 

 

雨が止んでタープの雨音が静かになったところで、「食うか食わせるか合鴨談議」のはじまりです。はじめに6つの言葉「野菜、魚、鳥、生まれる、死ぬ、食べる」のイメージを出し合い語ってもらいました。「野菜」は栄養とか健康とか美味しいなど、育てる食べ物としての地位は磐石でした。「魚」も今さっき釣って食べたためか、食べるために水から獲るイメージが強く出ていました。ところが「鳥」になると大空を飛ぶ自由で美しい存在にとどまり、焼き鳥や鴨南蛮などの言葉は出ません。ちなみに「食べる」は体や命や健康に欠かせない楽しい営みという感じで、焼肉という言葉もありました。「生きる」と「死ぬ」は全てのスタートと避けたいゴールという当然のイメージが多い中で、身内の死を最近経験した方は、死に直面して生を感じるといいました。コレには一同納得の空気でした。遅かれ早かれ身内の死や、ペットの死に直面して、生を感じることになるのですが、やはり死のイメージに近づきたくないというのが大方の本音のようです。自分が命をとってそれを食べるということも、魚までなら大丈夫という意見がありました。一方で、遂にキタかという背水の陣の覚悟で食肉を語るお父さんもいました。子供にはまだ早いが、自分はアイガモの解体を体験してみるというお父さんもいました。動物の屠殺を体験させた教育関係の方は、賛否両論だが、生徒へのダメージはあまり無いという。生きるための命のやり取りは子供に教えなければいけないが、今の状況では無理に屠殺の現場を見せる必要は無いという方もいました。いつの間にか、アイガモの解体にまで話がつながってきて、N川さんからも、全国的には鳥類の解体が食育に使われていることを披露してもらえました。私としては、子供に何を体験させても親の価値観は引き継がれると思うので、岳っ子ファームで合鴨を屠殺して食べることも親としての意見も素直に子供に話してもらいたいと思います。その後、参加の可否を決めてもらいたいと考えます。

03290044そんなこんなで夜は更けて、朝ごはんと美味しいコーヒーをすすりながら、次のアイガモの捕獲の段取りを考えるのであります。田んぼに来ると、東京からの援農隊も鴨追いを待ち侘びていました。アイガモは集団行動を取るので、多数を追い込めば残りはついていきます。一部のネットを手繰り上げて、そこに追い込み班が横1列になってアイガモを追い込み、畦に出たところを捕獲班に任せる作戦ですが・・・失敗、どうやら老い込み班の焦りと、捕獲班の圧倒的な人数が集団を混乱させているようです。もう一度仕切りなおして、今度は両方少し間合いを空けて、出口付近にエサをまいてあげると・・・7,8羽が外に出てきたところで、今だ、イケー!追03290054い込み班は人の壁をつくりもう逃げ場はありません。はさみうちにしてターゲットを確保しました。終わってみると、泥だらけで仕事を終えたお父さん達の近くには、超ローテンションの中学生達が・・・コラー何やってるんだーッと怒ると、「ヤバイっす、車に酔っちゃったんすよー」と青い顔。やっぱり寝不足です。今回は戦力外だった中学生ですが、キャンプ場では子供たちに大人気のにーちゃんたちでした。

捕まえたカモ達は別の田んぼで援農のため移動して、1羽ずつ放鳥しました。大きくなった夏のアイガモ達ですが、春のヒナも秋の肉も同じ生き物だったことを岳っ子のみんなは実感してくれるでしょうか?運命の解体の日は10月4日(日)の予定です。

 

 第4回岳っ子クラブ農作業     池野先生の藍染め教室

2009/08/24

藍の葉っぱ ずいぶん大きくなりました

藍の葉っぱ ずいぶん大きくなりました

 

 

 みんなで絹のショールを染めましょう

●日時   9月5日   10:30~12:30  雨天の場合翌6日(日)

●持ち物  長靴、帽子、エプロン、タオル、筆記用具、すり鉢、すりこぎ

●参加費  500円 (保険料、材料費)

●場所    岳っ子ファーム

●定員    20人(材料に限りがあります)

 

岳っ子ファームで育った藍の葉を使って、染めも物に挑戦しましょう。

中萱の池野陽子先生に藍の生葉染めの面白さを教えてもらいます。

天気が良くないとしっかり染まらないので、5日か6日天気の良さそうな日に行います。

 

キャンプだ!野菜を食べよう

2009/07/20

第3回  野菜の収穫とアイガモの捕獲

 

●日時    8月8・9日(土、日)  キャンプと組み合わせてIMG_1391

●持ち物  長靴、帽子、着替え、タオル、筆記用具

●参加費  100円 (保険料) スタッフは不要

●場所    岳っ子ファーム 高ソメキャンプ場

 

  いよいよ野菜が収穫できます。みんなで収穫して料理してみましょう。

  夜は、田んぼで働くアイガモ達を食べてしまうことについて、みんなで話し合いましょう。

  次の日に大きくなったアイガモ達をみんなで捕まえてください。

 

 今回は、キャンプに参加される方を対象に行いますので、参加申し込みは不要です。

 野菜の収穫とアイガモの捕獲だけ参加を希望される場合は鈴木(77-6791)までご連絡下さい。