教育ファーム 農家列伝
2010/04/03
昨年度バジルクラブは、岳っ子ファームを通じて、全国のいろいろな方々との出会いを頂きました。私達のように、とかく慣行農業に疑問を持つ農家は、自分の世界にはまってしまいがちです。強情も力のうちだと思うのですが、周囲の意見にも謙虚に耳を傾ける柔軟性も大切だと思うのです。「環境に優しく」「教育に農業を」「食は命の循環」という理念は、全く正しいことで、誰もが受け入れるようになるでしょう。これからの課題は、こうして育まれた子供が地域社会を担うときに、相変わらずの消費型社会のままなことに、がっかりさせないことだと思います。
慣行農業が、どうして機械や農薬や化学肥料に頼るようになったのかを農家の立場で考えた時に、やはり、消費型の価値観が農業経営にまで根を下ろしていることに気づきます。苦労して有機物を循環して行くよりも、高性能の機械と効果の強い薬や肥料を使って、生産量を増やして行く方が、農家にとっては優しい農業です。でも最近では作物の値段と経費が折り合わず、補助金を頼らざるを得ないようです。なんか続きそうに無いですよね。一方で安曇野では、循環型の農業に憧れるIターン就農者が増え始めています。
国の政策で食糧自給のために行っている食育推進の一環に参加しましたが、農家の意識も、消費型から循環型に変わって行けるように活動したいと考えています。それには、先輩農家が子供の頃に経験した小規模自給型農業の経験を、私達新米農家や子供たちに伝えてもらえるとありがたいですね。
先月、私たちの活動が、農文協さんによる教育ファームのPRとして、日本農業新聞(3/18)に大きく掲載されました。ご覧下さい。http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/tinyd/index.php?id=413
今年の教育ファームは、小学校や温泉施設やボランティアとの連携を図りたいと考えております。新しいブログを配信中です。「手をつなごうチームみさとファームだより」よろしくお願いします。


















